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レトロ印刷などで単色・2色刷りをしたい時の原稿作成方法

アソートセット

以前レトロ印刷さんで2色のペーパーを作ったのですが、
手に取ってくださった方はもちろん、レトロ印刷さん(http://jam-p.com)の方から2色に見えない!と好評でした。

私は過去に製版の経験があるので印刷の知識はめっちゃ自信があります。
こう言うと自慢気ですが、自分の中ではこの程度は朝飯前な位得意で当たり前の知識だったのですが、意外と知らない人が多い気がしたので、どうやってカラーのものを2色に綺麗に分解したのかを公開します(*・ω・)ノ

イラストレーターさんもお仕事は必ずしもフルカラーとは限らないし、1色ならまだしも2色で依頼が来た時に戸惑っていたり、苦労したと言う声を聞いたことがあるので、まだ特色や2色などのお仕事をした事ない方も今後の為に是非ご参考ください(*^o^*)

◼︎そもそも紙媒体の印刷物はどういう仕組みなの?


まずはじめに、紙媒体のフルカラーの印刷物は全て
シアン(以下C)マゼンタ(以下M)イエロー(以下Y)ブラック(以下K)の4色(CMYK)のインクで成り立っています。

ルーペなどで拡大して見ると、この4つインクの点(以下網点)の集合体です。
もうこれを見慣れている人はルーペを使わなくても肉眼でも網点が見えることもあります。
で、これを印刷する為には解像度は350dpiを推奨しています。
これより低いと解像度が低く印刷した時に綺麗に上がりません。デザイン上敢えて解像度を低くするなら話は別ですが…。
逆にこれ以上高い解像度にしても350dpiの解像度と比べても印刷物として仕上がった時にそこまで大差がありません。
高い解像度にして納品するとデータが重たくてありがた迷惑になってしまうのです(汗)

なので印刷物として納品するデータは解像度は350dpiで、4色の場合はCMYKにするのは基本です。

ちなみに携帯の画面、パソコンの画面、テレビの映像のためのイラスト、デザインの制作物は72dpiでRGBで納品するのが基本です。
特にメジャーなのがLINEスタンプですね。



C5zLftWUwAAemic.jpg

◼︎特色印刷、レトロ印刷の特徴


レトロ印刷(http://jam-p.com)とは…
上記に記載した4色のフルカラーオフセット印刷とは違い、入稿データの作り方や印刷の原理も、シルクスクリーンや版画に近い作り方です。

そのため、ランダムに版ズレやインクの色ムラ、カスれが起こりますが、印刷の風合いがとても昔っぽくなり、雰囲気のあるモノに仕上げてくれます。



特色印刷とは…


シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色構成ではなく、例えば金インクを使ったり、赤と黒だけの2色印刷など特別なインクで印刷したものを指します。

レトロ印刷が特色印刷に近いですが、印刷屋さんによっては版ズレ、インクのムラは全くないものも勿論あります。
雑誌やチラシなどを見ればたまに見かけるかと思います。



◼︎Photoshopで4色(C、M、Y、K)のデータを2色(M、K)にする方法


シアンコピー
まず、チャンネルを表示して、シアンのチャンネルをクリック→コピー。
Kのチャンネルにコピペします。


2017031700075693b_20170322155107292.jpg
イエロー、シアンのチャンネルは非表示にし、
2色にした時のイメージを見る。

おかしいと思えば色調補正など(主にトーンカーブ)でそれなりにいじる。
OKであればシアンとイエローのチャンネルをトーンカーブで0にして全てのチャンネルを表示させ保存する。


AtoZ.jpg
※ただし、普通に読み物として見せるテキストはこの手法をそのまま使うと、印刷のブレで非常に読みにくくなってしまう恐れがあるので、テキストの部分だけは
「100%:0%」にするのが望ましいです。



◼︎Photoshopデータの1レイヤーの色数を増やしたい時


例えば1つのレイヤーにあるオブジェクトがシアン単色で、イエローを入れて緑にしたい時の場合でお話しします。
イメージ→色調補正→チャンネルミキサー→出力先チャンネル:イエロー→元のチャンネル
シアン:◽︎%←0~100%の間でいじる。
いじりやすい数値にするとベスト!


◼︎おまけ:製版時代にどのような分解をしたのかお教えします!


基本的に
分解モノクロ
ハイライト点=5%~7%
シャドウ点=90%~92%(場合によっては80~90でもOK)

カラー分解
ハイライト点=C5%M3%Y2%、K0%
※白であればこれでいいけど、白ででなければこれにとらわれる必要なし
シャドウ点=C92%M88%Y86%、K80%
※スミも同様

C、M、Y=100にしてはダメ!(95-5の範囲内で)
平アミになると修復できなくなるので。
ただし金属の反射などは0でもOK。

手描きイラストは初めにハイライト、シャドウ、トーンなど決めた値を今後も適用すると良い(同じ作りの絵なら)
今は印刷の性能・技術が上がってきているので全体的に製版(フィルム出力、CTP)の仕事は減ってきているのでなかなか機会がないと思いますが、写真やイラストをスキャナーかける時に分解をする事はあると思うので知っておいても損ではない知識かと思います(^^;


後半かなり専門的過ぎて???だと思いますが。
ネットの印刷屋さんが普及している時代ですし、こういう知識を頭の片隅に置いておいて、入稿を繰り返すうちに、印刷の仕組みや知識が分かってくると、
あ!あの時言っていたのはこの事か!と思い出してもらえたら幸いです(o^^o)


レトロ印刷で作ったグッズの紹介をしています!


こんな紙雑貨を作りました!よかったら読んでみてください☆

・「一筆箋を作りました!ハンドメイドのオリジナル紙雑貨の紹介」
http://knaonao.blog4.fc2.com/blog-entry-273.html







なおちる
イラストレーター
なおちる

1985年11月8日生まれ 大阪府東大阪市在住
ブログやSNSに書いている内容を書籍化するのが目標です。
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ママイラストレーターなおちる

Author:ママイラストレーターなおちる
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1985年11月8日生まれ 大阪府東大阪市在住
高槻を愛して止まない高槻市出身

手書きタッチのあたたかいイラストやコラージュのイラスト、漫画を制作するフリーランスイラストレーターです。

人妻&一児の母。
「愛情に満ち溢れた毎日を作る」ために活動中。

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